少し前まではホームセンターなどでも受け付けてくれることがあったカシオの腕時計の電池交換ですが、最近はモデルにもよりますが引き受けてくれる店が減ってきているようです。
ということで今回は、100均やネット通販などで入手できる工具を使ってBABY-Gの電池を交換してみました。
腕時計の電池交換は、作業時にコイルをキズつけてしまったり針がはずれてしまったりして時計が使用できなくなるリスクがあります。
電池交換の準備をする
今回電池交換した時計
CASIO BABY-Gです。
- 裏蓋の開け方:ネジタイプ
- 取扱説明書番号:5481
- ボタン電池の型番:SR726W 2個
工具の準備
BABY-Gの電池交換には以下のような工具が必要になりますので準備します。
- 精密ドライバー(⁺)
- 精密ドライバー(-)
- ピンセット
- ばね棒外し
- 指サック=ムーブや電池に直接触れないように使用します。
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ボタン電池
ムーブメントに適合したボタン電池を用意します。
執筆時の最安値は、maxellのボタン電池SR726Wでした。
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電池を交換する
裏蓋を開ける
裏蓋の四隅にあるネジを外し蓋を開けます。
古い電池を外す
まず機械の上に載っているスペーサーを外し、精密ドライバーやピンセットの先を使い画像赤丸部分のフックを外し電池を取り出します。
新しい電池をセットして設定をオールクリアする
電池を外したら新しい電池を用意し、外した時と反対の手順で電池をセットします。
その後ピンセットや針などで「AC」と「-」をショートさせ設定をクリアします。
裏蓋を閉める
パッキンOリングにグリスを塗布して溝にしっかりとはめ込み、穴の位置に注意してスペーサーを戻して裏蓋を閉め電池交換が終了しました。
時刻を合わせる
時刻設定モードにする
ケースの周りにある4つのボタンを押してデジタル時計の時刻を合わせます。
まず、時刻モードで画像の①のボタンを長押しし赤丸部に「ADJ」の文字を表示させボタンから手をはなします。
ホーム都市とサマータイムの設定
- ホーム都市の設定(東京)
ボタン③または④を押して赤丸部に「TYO」の文字を表示させます。 - サマータイムの設定
ボタン②を押して設定画面を切り替えボタン④を押してサマータイムの「ON」と「OFF」を切り替えます。
24時間表記・時刻・日付の設定
- 24時間表記の設定
ボタン②を押して設定画面を切り替えボタン④を押して「24時間表記」と「12時間表記」を切り替えます。 - 時刻と日付の設定
ボタン②を押して設定画面を切り替えボタン③または④を押して赤丸部の時刻を合わせます。
- 設定完了
デジタルを合わせたらボタン①を押して設定を完了させます。
するとアナログの針が動き出し停止します。
アナログとデジタルが同じ時刻を表示していれば作業終了です。
針を合わせる(基準位置の調整)
- 小さな針の調整
まず、赤丸部に「H.SET」の文字が表示されるまで①のボタンを長押しし手をはなします。
文字盤左の小さな針が調整できるようになるのでボタン③または④を押して12時の位置に合わせます。
- アナログ時計の調整
ボタン②を押して調整する針を切り替え、ボタン③または④を操作して針を12時の位置に合わせます。
- 設定完了
調整が終了したらボタン①を押して作業終了です。
アナログ時計が動き出しデジタル表示と同じ時刻で停止します。
情報通信研究機構のホームページでは日本標準時が確認できます。
⇒ 情報通信研究機構公式サイト
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