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古いXperiaのバッテリーが限界を超えたようなので交換してみた

先日、長く使っていたスマホ(Xperia ZL2 SOL25)がとうとう使えなくなりました。
少し前からちょっと熱を持つようになったかなと感じていたので冷やしながらだましだまし使っていましたが、数日前突然電源が落ちるようになり、その後起動しなくなりました。
買い替えを覚悟したのですが、『どうせ使えなくなるのなら一度自分で何とかしてみよう』ということで、電池パックの交換をすることにしました。

起動しなくなったスマホ


今回電源が入らなくなったソニーXperia ZL2です。
本当なら起動画面でSONYのロゴが点灯した後一旦消灯しandroidのロゴが出るはずなのですが、SONYのロゴが無限ループするようになってしまいました。
その間充電ランプは赤点滅を繰り返しています。
かなり古い機種なのでさすがに替え時なのかもしれませんが、ダメもとで原因であろう電池パックの交換をしてみることにしました。

本来この機種はバッテリー交換できないように設計されています。
この作業をすることで起こる不具合や不利益はすべて自己責任になってしまいます。

 

互換バッテリーを購入

各通販サイトで互換バッテリーを検索したところ、あまり多くは出品されていませんでしたがそれでも数種類の商品を見つけることができました。
その中から今回はAmazonでの販売価格が税込1,680円だった、Deeproという会社の互換バッテリーを購入。2日後に届いた商品が下の画像です。


検品のためでしょうか?蓋を開けた形跡があったのが少し気になりましたが、中身は個包装されていたので問題ないでしょう。


箱の中身はこんな感じです。
右から「互換バッテリー・バッテリー接着用両面テープ・カバー接着用両面テープ」の3種類。
これらのほかに精密ドライバーとカバーを開けるときに使うへらを用意しました。

購入案内のページにはバッテリー接着用両面テープのことは書かれていなかったので同封されてきたのはうれしい誤算でした。

 

バッテリーの交換

バッテリー交換の作業工程はとてもシンプルです。
とはいえ精密機械ですので基盤など傷つけないよう細心の注意を払って行いました。

裏蓋を開ける


まずは、サイドのカバー(画像左側のカバー)を外しSIMとSDカードを取り出しておきます。
この時点で右側のカバー(USBの差込口)は開ける必要ありませんが、カバーを外す際必要になる可能性があったのでとりあえず開けておきました。


裏蓋を開ける作業です。
先ほど外したサイドカバー部分の隙間にヘラを差し込みます。
接着されているのは外周部分だけのようなので、電池パックを傷つけないようヘラの先を裏蓋に押し当てるようにして丁寧に外周をはがしていきます。

外周を接着していた両面テープの一部が破損しましたが、そこそこきれいに開けることができました。

今回は以前シールはがしをするためにホームセンターで購入したへらを使いましたが、専用に作られたキットも1,000円以下で購入することができるようです。

カバーをはずす


内部のカバーを外します。
全部で10カ所ほどねじをはずせばすんなり開けられます。
工具は100均で購入できる精密ドライバーで十分でした。

このカバーでバッテリーとfelicaのパーツ(画像左)を本体につなぐ端子の両方を固定しているようです。

バッテリーパックをはずす


バッテリーパックをはずします。
本体と接合している端子を丁寧にはずしバッテリーと本体の間にヘラを差し込み少しずつ剥がしたのですが、思った以上に接着力が強くすこし苦労しました。
外したバッテリーパック(画像左)の上下2か所が超強力両面テープの位置です。

ここまでで前半戦終了。
丁寧に作業したこともあり30分ほどかかりました。

新しい電池パックを取り付ける

後半戦のスタートです。
前半戦の作業を逆に進めるだけですのでいたって簡単でした。

まずは本体を接合している端子を繋ぎ、バッテリーパックを両面手テープで本体に貼り付けます。
その後felicaのパーツを取り付けカバーをねじ止めして一段落。
この状態で一度電源を入れてみたところ問題なく起動しので、どうやらここまではうまくいったようです。

次は最終工程の裏蓋の取り付けです。


まず外周用両面テープ(画像左)のシートを片面だけはずし裏蓋に貼り付け、その後もう一方のシートをはがし本体と裏蓋を接着しました。


出来上がりです。
周囲に少し黒い両面テープが見える部分がありますが、素人仕事ですのでそれはご愛嬌です。

 

さいごに

今回は正常に起動しなくなった古いスマホ(Xperia ZL2 SOL25)のバッテリーを交換してみましたが、その後1週間何の問題もなく使えていますのでとりあえずうまくいったようです。
次に不具合を起こすのがいつになるかわかりませんがしばらくは使えるでしょう。

後日確認したところ同じくらいの値段で工具付きの互換バッテリーも販売されていました。

 

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