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充電エラー5とは?古いRoomba(ルンバ)が充電できなくなったワケをしらべてみた

年単位で放置していたロボット掃除機「ルンバ」を久しぶりに使ってみようと充電したところ、「充電エラー5」というアナウンスがあり全く充電できない状態になりました。
処分する前に何とかならないか、原因と対処法をしらべてみました。

ロボット掃除機ルンバ

Roomba(ルンバ)は、アメリカのiRobotが開発したロボット掃除機です。
室内を動き回って掃除をしてくれ、終わると自動でドック(ホームベース)に戻り充電します。我が家に来た当初は物珍しさもありフル稼働していましたが、掃除中の音が気になりだんだん使用しなくなっていました。
今回、あらためてもう一度使ってみようと思いスイッチを入れてみたのですが、ボタンのランプがオレンジ色に高速点滅し「充電エラー5」というメッセージが流れました

充電エラー5

「充電エラー5」とはいったいどういう状態なのか?
早速アイロボットの公式サイトで確認してみると次のような説明がありました。

充電エラー 5は、充電システムが正しく動作していないことを示しています。
エッジクリーニングブラシとボトムプレートを取り外して、装着されているバッテリーがアイロボット純正バッテリーであることを確認してください。
純正品以外のバッテリーを使用すると、充電エラーが発生する可能性があります。
ホームベース™とロボットの充電用接続部に、ホコリやゴミが溜まっていないことを確認してください。
ホコリやゴミが付着している場合は、乾いた清潔な布で充電用接続部から取り除いてください。
ルンバをホームベースに置いて、再度充電してください。
このメッセージが消えない場合は、アイロボットサービスセンターにお問い合わせください。
参照:irobot公式サイト

これを読んだ限りでは、バッテリーの接続端子が汚れているだけのような意味にとれましたので、自分で対処できるかもしれないと思い試してみることにしました。

バッテリーの接続端子を清掃する

バッテリーの接続端子を拭く

まずは説明にあった通り、本体バッテリーとドックが接触する部分の清掃をしました。
一見それほど汚れていなかったので、もしかしたら原因はここではないかもしれないと思いましたが、とりあえずきれいな布で磨いてみました。

清掃後本体をリセットする

清掃終了後本体をドックに戻しリセットしました。
主なシリーズのリセット方法は下記のようになります。

500・600シリーズ
電源を入れSTOPとDOCKをCLEANが消灯するまで同時に長押しします。
700シリーズ
CLEANボタンを10秒ぐらい長押しします。
ボタンから手を離した際にメロディーが流れたらリセット完了です。

リセット後しばらくは充電中を示すオレンジ色のランプがゆっくり点滅する状態が続いたのですが、途中から高速点滅に変わってしまい充電を完了することはできませんでした。
残念ながら原因はここではなかったようです。

バッテリーを本体から外して清掃する

バッテリー系エラーの原因としてよくあるのが接触不良です。
長い期間使用していなかった機械の場合、最悪バッテリーが液漏れしていることもありますので本体との接点を確認し清掃してみることにしました。

内部端子の清掃

本体裏蓋のねじを数カ所はずし内部からバッテリーを取り出します。バッテリーの両サイドには取り出しやすいように持ち手がついていました。

バッテリーを取り出し接点をよく見ると緑青のようなものが付着していました。
多分これによる接触不良がエラーの原因だと思い錆や緑青を除去してみることにしました。

緑青を拭きとり再度リセット

10円玉などについた緑青の除去方法として一般的に言われているのが、酢と塩を混ぜた液体につける方法ですが、さすがにバッテリーにこの方法を使うのは抵抗がありましたので付着部分をサンドペーパーで磨くことにしました。

作業後バッテリーを元に戻しリセットしたところオレンジ色のランプがゆっくりと点滅しはじめたので、しばらくそのまま放置したところ今回はランプが緑色に変化しました。
どうやらここまではうまくいったようです。

清掃開始

はたして動くようになったのか?
充電完了の緑色のランプ点灯を確認し「CLEAN」ボタンを押すと聞き覚えのあるメロディーが流れルンバが動き出しました。

さいごに

今回は、オレンジ色のランプが高速で点滅し「充電エラー5」というメッセージが流れる状態になってしまったルンバを復活させる方法をしらべて試してみました。

「充電エラー5」となり充電できない状態になった場合でも、一度バッテリーをはずして必要箇所を清掃することで復活させることが可能なケースがあるようです。
ただし一通りチェックし清掃しても変化がないケースもあると思います。
そのような場合は、公式サイトの説明にもあったようにアイロボットサービスセンターに問い合わせましょう。
更に状態を悪化させてしまっては元も子もないですから

※記事中のイラストはアイロボットジャパン公式サイトより引用させていただきました。

 

長期間の使用によるバッテリーの劣化が原因で作動しなくなっている可能性が考えられる場合にはバッテリーを交換することで復活する可能性もあるようです。
ネットショップでは純正品だけでなく互換品も数多く販売されています。

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