お掃除ロボットを世の中に印象付けた初代ルンバが2002年にiRobot社から発売されて約20年がたち、最近では様々な特徴を持った機種が各メーカーから発売されています。
今回は自ら走行して我が家の床掃除をしてくれる便利家電「ロボット掃除機」の最新の機能や今のはやりについてしらべてみました。
ロボット掃除機の魅力
ロボット掃除機にはどのような魅力があるか調べてみると、面倒な床掃除を自動で行ってくれる便利さだけでなく最近の高性能モデルでは更に魅力的な機能が増えているようです。
各種センサーや内臓カメラによる室内環境の認識機能の向上
内蔵された各種センサーやカメラにより室内環境を認識して最適ルートを検出し自動走行します。
代表的な「あると便利な機能」には下記のようなものがあります。
段差検知機能
段差検知センサー搭載モデルは、段差の程度により乗り越えられるかどうかを判断したり階段を確認した場合は落下しないよう方向転換したりすることができます。
衝突防止機能
以前のモデルは障害物に直接接触してから方向転換を行うため壁や家具に傷をつけてしまう心配がありましたが、衝突防止機能搭載モデルはセンサーで障害物を検知しそれらへの衝突を回避しながら掃除するためそのような心配が減りました。
進入禁止機能
進入禁止機能搭載モデルでは赤外線や磁気を利用して進入禁止エリアをつくり掃除しない場所を設定できます。
吸引掃除に加え拭き掃除を行うモデルの登場
ロボット掃除機といえば床を動き回りゴミを吸引するイメージでしたが、フローリングの拭き掃除を行うモデルも登場し選択肢が広がりました。
乾いたモップを使い床のゴミを集めるだけでなく、水を噴射して水拭きするモードが搭載されたモデルも人気のようです。
Wi-Fiやスマートスピーカーへの対応
Wi-Fi対応モデルは、専用アプリを使ってスマートフォンと連動させスケジュール管理をしたり遠隔操作をしたりすることができます。
また、スマートスピーカーに対応したモデルでは音声による操作も可能になりました。
形状やサイズの多様化
ロボット掃除機というとiRobotのルンバのような丸型の形状をイメージしやすいですが、コーナーの掃除に適した三角形や四角形のモデルも増えてきました。
また、小回りが利くよう小型に設計されたものや家具の下側に潜り込み掃除できるよう高さを低く設計されたものなどいろいろなサイズが選べるようになりました。
お手入れのしやすさ
どんな掃除機でもフィルターやダスト容器にはごみが付着するため定期的な手入れが必要になりますが、最近のモデルはダスト容器を水で丸洗いできるものが主流になっています。
加えてフィルターも水洗い可能なモデルであれば清潔に使用することができます。
ダスト容器内に溜まったゴミを自動で回収してくれるモデルであればゴミ捨ての手間も減らすことができます。
人気のロボット掃除機5機種
ロボット掃除機の魅力を確認したところで、ネット通販大手の楽天市場・Yahoo!ショッピング・Amazon.co.jpにおいて売り上げ上位にランキングされている5つの機種をしらべてみました。
iRobotの製品が人気のようですが、その中でも「性能重視のモデル」や「コスパ重視のモデル」など、たった5機種ですがバラエティー豊かなラインナップになっています。
iRobot ルンバ e5
iRobot ルンバ e5の特徴
- 「ルンバ史上最高の価格性能バランス」を謳うモデル。
- AeroForce3段階クリーニングシステムを搭載し従来モデルに比べ5倍の吸引力を実現。
- 1回の充電で最大90分稼働することができる。
- iAdaptナビゲーションシステムにより複雑な間取りでもしっかりと清掃することができる。
- Wi-Fiに対応しiRobotHOMEアプリを使ってスマートフォンによる各種操作ができる。
気になる仕様
充電時間 | 3時間 |
連続使用時間 | 90分 |
丸洗い清掃(フィルター) | - |
丸洗い清掃(ダスト容器) | 〇 |
自動充電機能 | 〇 |
タイマー予約機能 | 〇 |
Wi-Fi対応 | 〇 |
スマートスピーカー対応 | 〇 |
iRobot ルンバ i3+
iRobot ルンバ i3+の特徴
- ホコリやゴミをしっかり除去するAeroForce3段階クリーニングシステムを搭載。
- バッテリー残量に応じて自動で充電しながら最後まで掃除することができる。
- ダスト容器を水で丸洗いできる。
- Wi-Fiに対応しiRobotHOMEアプリを使ってスマートフォンによる各種操作ができる。
- スマートスピーカーに対応し音声による操作が可能。
- 自動ゴミ収集機によりロボット掃除機本体にたまったゴミを自動で回収することができる。
気になる仕様
充電時間 | 3時間 |
連続使用時間 | 75分 |
丸洗い清掃(フィルター) | - |
丸洗い清掃(ダスト容器) | 〇 |
自動充電機能 | 〇 |
タイマー予約機能 | 〇 |
Wi-Fi対応 | 〇 |
スマートスピーカー対応 | 〇 |
Anker Eufy RoboVac 11S
Anker Eufy RoboVac 11Sの特徴
- Amazonで17,800円(執筆時)と今回紹介する5機種の中で最もリーズナブルなモデル。
- 「BoostIQ テクノロジー」により床環境にあわせ最適な吸引力で掃除することができる。
- 本体の高さは7cmほどのため家具の下側などを掃除することができる。
- 1回の充電で最大100分稼働することができる。
- ダスト容器だけでなくフィルターも水で丸洗いできる。
気になる仕様
充電時間 | 5時間 |
連続使用時間 | 100分 |
丸洗い清掃(フィルター) | 〇 |
丸洗い清掃(ダスト容器) | 〇 |
自動充電機能 | 〇 |
タイマー予約機能 | 〇 |
Wi-Fi対応 | - |
スマートスピーカー対応 | - |
iRobot ルンバ i3
iRobot ルンバ i3の特徴
- ホコリやゴミをしっかり除去するAeroForce3段階クリーニングシステムを搭載。
- バッテリー残量に応じて自動で充電しながら最後まで掃除することができる。
- ダスト容器を水で丸洗いできる。
- Wi-Fiに対応しiRobotHOMEアプリを使ってスマートフォンによる各種操作ができる。
- スマートスピーカーに対応し音声による操作が可能。
気になる仕様
充電時間 | 3時間 |
連続使用時間 | 75分 |
丸洗い清掃(フィルター) | - |
丸洗い清掃(ダスト容器) | 〇 |
自動充電機能 | 〇 |
タイマー予約機能 | 〇 |
Wi-Fi対応 | 〇 |
スマートスピーカー対応 | 〇 |
エコバックス DEEBOT T9+
エコバックス DEEBOT T9+の特徴
- 3D物体回避機能を搭載し家具や障害物を回避することができる。
- マッピングシステムにより複数の間取りを把握することができる。
- 吸引清掃と振動式水拭き清掃の両方の機能を搭載。
- 吸引清掃を行いながら本体後方から芳香剤により香りを部屋全体に広げることも可能。
- 自動ゴミ収集機によりロボット掃除機本体にたまったゴミを自動で回収することができる。
気になる仕様
充電時間 | 6.5時間 |
連続使用時間 | 175分 |
丸洗い清掃(フィルター) | - |
丸洗い清掃(ダスト容器) | - |
自動充電機能 | 〇 |
タイマー予約機能 | 〇 |
Wi-Fi対応 | 〇 |
スマートスピーカー対応 | 〇 |
さいごに
今回は最新の人気ロボット掃除機についてしらべましたが、その機能はずいぶん進化していることがわかりました。
下の表は今回参考にしたネット通販サイトそれぞれの人気上位10機種(執筆時)です。
※本記事での画像はそれぞれのメーカー公式サイトより引用させていただきました。
ネット通販でのロボット掃除機人気ランキング
Amazon.co.jp
1 | |
2 | iRobotルンバ i3+ |
3 | iRobotルンバ e5 |
4 | Anker Eufy RoboVac 15C |
5 | OKP K3 水拭きセット |
6 | iRobotルンバ i3 |
7 | ロボット掃除機 2600Pa |
8 | 自動窓拭きロボット HOBOT388 |
9 | iRobotルンバ 692 |
10 | ロボット掃除機 2700Pa |
楽天市場
1 | iRobotルンバ e5 |
2 | Kyvol E20 |
3 | iRobotルンバ i3+ |
4 | Anker Eufy RoboVac G10 Hybrid |
5 | DEEBOT N8 PRO+ |
6 | Anker Eufy RoboVac 11S |
7 | iRobotルンバ i3 |
8 | iRobotルンバ i3 |
9 | Kyvol E20 |
10 | DEEBOT T9+ |
Yahoo!ショッピング
1 | iRobotルンバ e5 |
2 | iRobotルンバ i3+ |
3 | iRobotルンバ i3 |
4 | エコバックス DEEBOT T9+ |
5 | エコバックス DEEBOT N8 PRO+ |
6 | iRobotルンバ i7+ |
7 | アイリスオーヤマ IC-R01-W |
8 | RULO mini MC-RSC10-W |
9 | Roborock S6 Max V S6V52-04 |
10 | エコバックス DEEBOT N8 PRO |