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ダニエルウェリントンの腕時計(ムーブメント : EPSON V501G)の電池を自分で交換してみた

クオーツ式腕時計2年前後で電池交換の時期を迎えるものが多く、その都度時計店などの専門店で交換をしてもらうことになりますが、最近では自分で交換する人も増えているようで、そのために使う工具も手軽に入手できるようになりました。

ということで、今回はネット通販で入手した腕時計工具を使ってダニエルウェリントンの腕時計の電池を自分で交換してみました。


腕時計の電池交換は、作業時にコイルをキズつけてしまったり針がはずれてしまったりして時計が使用できなくなるリスクがあります。

☆今回電池交換するダニエルウェリントンの腕時計は文字盤のサイズに比べて裏蓋が小さいため、針などが外れてしまった場合は下のような器具を使用してガラスを外さなければなりません。
本当にガラスをきれいに外せるのかわからないので細心の注意を払って作業することにします。


電池交換の準備をする

今回電池交換した時計

ダニエルウェリントンの腕時計です。

  • 裏ブタの開け方:こじ開けタイプ
  • ムーブメントの型番:MIYOTA GL20
  • ボタン電池の型番:SR621SW

工具の準備

裏蓋がこじ開け式になっている腕時計の電池交換には以下のような工具が必要になりますので準備します。

  • 指サック
    ムーブや電池に直接触れないように使用します。
  • ピンセット
  • ばね棒外し
  • こじ開け器
大きめの100円ショップですべてそろえることができますが、(一部100円では買えないものもあります。)千円ちょっとで下のようなセットを購入することもできます。

ボタン電池の用意

ムーブメントに適合したボタン電池を用意します。
執筆時の最安値はSONYのボタン電池SR621SWでした。

【ボタン電池のSWとW
時計用のSRボタン電池には、SWとWの2つのタイプがあります。

それぞれSWタイプはアナログ時計など比較的負荷の小さな時計に、Wタイプはデジタル時計などパワーが必要な時計に利用されます。

ベルトを取り外す

今回電池交換するダニエルウェリントンの腕時計は、裏蓋の開閉に少し手間がかかるため(特に閉めるとき)あらかじめベルトを取り外して作業します。
ばね棒外しを使えば簡単に取り外せます。

 

電池を交換する

裏蓋を開ける

まずは、こじ開け器を竜頭の反対側にある隙間が空いた部分に差し込み裏蓋を開けます

古い電池を外し新しい電池をセットする

精密ドライバーなどを使って電池を外したら新しい電池をセットして作動確認します。
せっかくなので蓋との隙間などについた皮脂やほこりなどによる汚れを拭き取りました。

ピンセットを使って交換する時は電池の持ち方には注意が必要です。
次の画像の誤った持ち方のように上下をつまんでしまうと電池がショートしてしまいますので、
必ず側面をつまむか絶縁されたピンセットを使用するようにします

正しい持ち方

誤った持ち方

裏蓋を閉める

動いていることを確認出来たら裏蓋を閉めます。
竜頭の心棒を破損しないよう蓋の縁の切込みを竜頭の位置に合わせて閉めるのですが、この時計は多くの場合手で閉めることができません。
そこで下のような器具を使用するのですが、取り付けるコマのサイズが合っていないなど、扱い方によっては風防ガラスを破損したりケースにキズをつけたりすることがあるようです。

 

時刻を合わせて終了

最後に時刻を合わせたら終了です。
今回は汚くなったベルトも交換してみました。
所要時間は15分でした。

情報通信研究機構のホームページでは日本標準時を確認する事ができます。⇒ 情報通信研究機構公式サイト

 

 

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