新型コロナウイルスの流行により多くの人が3密の状態を避けるよう心掛けて生活している中、病院に出かけることなく自宅で健康診断ができる「おうちでドック」というキットを利用する人が増えているようです。
一体どんなものなのか?
今回はそんな「おうちでドック」の気になる部分をしらべてみました。
おうちでドックとは
「おうちでドック」とは、自宅で説明書や動画を見ながら検査キットを使って採血や採尿することで、がんや生活習慣病のリスクを短時間で人との接触を気にすることなく簡単に検査することができる郵送型の検査キットです。
採取して返送する血液はわずかな量であるにもかかわらず、特許を持つ特殊技術を使い解析することで病院の検査と同等の精度が保証された検査結果が2~3週間で手元に届きます。
検査結果を確認するだけでなく、その結果に気になる数値があれば電話で医師に相談することもできます。
おうちでドックでがんや生活習慣病のリスクをチェック
「おうちでドック」には内容の異なるキットが用意されており、簡単な検査で以下のリスクをチェックすることが出来ます。
検査キット
- おうちでドック・がん生活習慣病
がん・生活習慣病を幅広く総合的に調べたい人向けのキットです。
男性用と女性用があります。 - おうちでドック・生活習慣病
生活習慣病が特に気になる人向けのキットです。 - おうちでドック・がん
がんが特に気になる人向けのキットです。
男性用と女性用があります。 - おうちでドック・胃がんリスクチェック
胃がんの原因となるピロリ菌の検査を一度もやったことがない人向けのキットです。
検査できる病気
- がん
大腸がん、食道がん、乳がん、子宮がん、前立腺がん - 生活習慣病
糖尿病、動脈硬化、腎疾患、肝臓疾患、脂質代謝異常、高血圧、痛風・尿路結石、肥満度、栄養障害
付帯するサービス
「おうちでドック」では、郵送検査による検査結果シートが届いて以降にも以下のようなサービスが付いています。
- 医師が電話解説をしてくれる
検査結果の数値が気になるなど医師のアドバイスが聞きたい場合、医師が希望者全員に対して無料で個別電話解説をしてくれます。 - がん専門医によるセカンドオピニオンが受けられる
万が一がんのリスクをチェックするキットで検査結果に何らかの異常が確認された場合、がん専門医によるセカンドオピニオンを無料で受けることができます。 - 株式会社JMDCが提供するオンラインサービス「clintal」を利用できる
おうちでドック出荷から6ヶ月の間、オンラインサービス「clintal(クリンタル)」の「医師紹介サービス」 と「健康相談チャット」を無料で利用することができます。
おうちでドックは〈検体採取⇒郵送⇒結果通知〉の簡単3ステップ
始めに書いたように「おうちでドック」は自宅でできる郵送型の検査用キットです。
方法はいたって簡単で、購入したキットを使用し検体を自分で採取したら、それらを返送し2〜3週間程度待つと検査結果シートが郵送で届けられるシステムです。
おうちでドックの特徴をまとめると
郵送検査サービス「おうちでドック」の特徴をまとめると以下のようになります。
さいごに
新型コロナウイルスの感染を避けるため毎日の行動が制限されている中でも、自身の健康管理はしっかりしたいものです。
今回調べた「おうちでドック」は、人との接触を避け、院内感染のリスクも少なからずある病院にも行かず、それでいて病院と同水準の検査ができる、まさにウィズコロナの時代の新しい健康診断の形かもしれません。
記事内の画像は「おうちでドック」公式サイトより引用いたしました。